月刊「大演説」

3月21日。三宮駅前。「つなぐ」市政報告会。

土曜日, 4月 2nd, 2022

東灘区から神戸市会へ送り出して頂いております浦上忠文と申します。27年なります。

 

その間、数え切れないぐらい演説やスピーチを行ってきましたが、

「言葉の使い方で、場所の空気がかわる!」という経験をお話し致します。

暗い空気が、目が覚めたように一瞬で明るくなった。という経験です。

平成7年。神戸市立御影北小学校のPTA会長を勤めさせて頂いていたときの経験です。

その年の4月初め、入学式のことです。

 

「みんな、周りの人は、入学おめでとう、おめでとうと言うけど、おめでたくないと思っているお友だち、たくさんいるんじゃないか。

というのは、おじさんがそうだったからや。

おじさんは、幼稚園で、お遊戯がまったく出来なかった。

保護者の皆さん。今でも私は、コンサートなんかでリズムを取って手を叩いて下さいと言われたりするとき、隣の人を見て手を叩きます。

音楽と身体とがバランスが取れないのです。

 

規模の小さな幼稚園でこんな調子では、小学校に行ったらどうなるのやろうと心配心配でならなかった。

 

もうひとつは、ひどい「どもり」やったんです。

しゃべるたびに、笑われました。

小学校なんて、無くなれば良いのに!と思っていました。

 

ところが、大丈夫やったんやなあ。

あとで紹介がありますが、担任の先生がおられます。

先生は、お遊戯が下手なことを笑うお友だちを叱ってくれます。

どもりをからかうお友だちに注意を与えてくれます。

 

担任の先生の他に隣のクラスの先生がおられます。

みんなをにこにこ見てくれます。

校長先生がおられます。

みんなのお父さん、おじいさんのように、君たちを抱き上げてくれます。

先生方は、だれでも君たちを暖かく包んでくれます。

 

今までと違うお友だちが、いっぱい増えます。

みんな、君たちと同じように心配しています。

だけど、みんないい人です。良い子どもです。

君たちの周りは、すぐに笑い声に包まれるようになるよ。

 

おじさんの入学式は、40年以上も前のことです。

でも、おじさんは、立派におじさんになっているでしょ。

学校に行くのは嫌や!と思っていたおじさんも小学校のお陰で、

大人になれました。

 

おじさんのお話は、これで終りです。

ありがとう!

 

【パッと明るくなった瞬間のことは、一生の思い出です】


神戸市会議員 浦上忠文
E-mail: tadafumi@uragami.jp
http://www.uragami.jp/