月刊「大演説」

9月1日(火)倫理のグループにて。

火曜日, 9月 1st, 2020

安倍さんが、総理を辞められました。

幼い頃より、政治に関心がありましたから、いろんな方が総理を辞められたり、亡くなられた時のことを思い出します。

 

その中でも、いちばん強烈な印象とともに心に残ってるのは、大平正芳総理大臣です。

1980年、昭和55年。私は34歳。

追い込まれた厳しい選挙中に、70歳で亡くなられました。

内閣不信任が可決され、打って出た衆議院の解散総選挙です。

告示日の演説には、鬼気せまるものがありました。

 

それで、ぶっ倒れて、ベッドの上で微笑む写真も出ましたが、数日後に亡くなられました。

 

さぬきの貧農の出身で、奨学金で一橋大学を出て、大蔵省へ。

42歳で衆議院議員当選。連続11期当選。

官房長官2回。外務大臣3回。通産大臣1回。大蔵大臣2回。

そして、内閣総理大臣2回であります。

キリスト教の洗礼を受けています。

宗教家、哲学者とも言われました。

 

これでかのキャリアを積みながら、人を怒鳴りつけることは一回もなかったそうです。

あだ名は「あーうー宰相」

そのわけは、演説でもなんでも、しゃべるときに「あー」「うー」と言いながらしゃべりました。

まねをする芸人がたくさんおりました。

 

大平さんに言わせると、私の話は、国民の皆さんが聞いておられる。

ホワイトハウスでも聞いて分析している。

クレムリンでも聞いている。

中国でも聞いている。

慎重に話さないといけない。

 

「あー」と言いながら、内容を考えている。

「うー」と言いながら、文章を練っている。

ということでありました。

 

総理大臣になられた時の施政方針演説で、「人間と自然が調和する国づくり。人間性の回復をあらゆる施策の基本理念に据える」と提案されました。

 

具体的な政策として「田園都市構想」

地方で完結して生活できる都市を、200から300つくり、それらが連携して新しい日本を作るというものです。

「人間の内面的活力による、人間社会の発展と振興」という名言もあります。

 

私のお手本の政治家であります。


神戸市会議員 浦上忠文
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