月刊「大演説」

月刊「大演説」7月5日。福澤諭吉経営者勉強会。大阪市にて。

木曜日, 8月 1st, 2019

福澤諭吉勉強会も、7回目を迎えました。

4年目です。

あれこれ忘れる時期ですし、良い事は何回も繰り返し繰り返し聞かないと忘れるものです。

そこで今日は「福澤諭吉の原点」「原風景」出発点の心について述べてまいります。

諭吉が、いたずら好きの青年である。

人を喜ばせることが好きである。

面倒見がよい。

勉強好き。

何回も触れました(笑) そして、大衆が賢くなることを望み、日本が豊かになるように期待した。

世の中の、ありとあらゆるものについて、文章、演説、議論によって、お互いのそれぞれの言い分の長所を汲み取りつつ総合的に深めていくことを提唱した。

結果、みんなの幸せを願った。

そのために、よく勉強して知識を高め知性を磨け!

「独立自尊」が、モットーであります。

独立自尊という言葉は、ちょっと難しいので、私の翻訳を述べておきます。

「独立自尊」とは、「ひとりぼっちでも寂しくない」ということ。

心が豊かであれば、ひとりでも元気に生きていけるでしょう。

こういう諭吉の原点は、何か。

それは、お母さんの「お順」さんであろう、と思います。

母さんは、慈愛に富んだ人でした。

乞食を連れて来ては、シラミをとってやり、諭吉に潰させました。

諭吉が不満を言うと、「出来る人が、出来ない人のためにしてあげる。それは、当たり前のことでしょう」と、諭しています。

諭吉の兄が亡くなって、借金の整理をして、諭吉は母と幼い姪を郷里の中津に残して、大阪の適塾に戻りたいと、母に伝えます。

母は、好きにするが良いと言って、次のように述べます。 「死に生きのことはいっさい言うことなし。どこへでも行くが良い」 その言葉によって、諭吉は中津藩の下級武士として、生きるのではなく、学者になれたのでした。

物語として、「死に生きのことは・・・」と諭吉を元気付けたお順さんのその後に、嬉しい話を述べておきます。

その後、アメリカに行き、ヨーロッパに行った諭吉は、2千万ほどのお金を母にプレゼントしています。

良かったですね(笑) 積善の家に余徳あり、ですね。

福澤諭吉の「原点は、母にあり」のお話。

一巻の終わりであります。


神戸市会議員 浦上忠文
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