私の履歴書・・・武蔵野の空
教授夫人は、2杯目はいかがですか、と、紅茶の2杯目
を聞きに来られました。爽やかなクッキーもいっしょで
した。教授は、慶應に入るまでにどんな人生を送ってい
たのかと、尋ねられました。
終戦後の足守と、大阪の行き来の話をして、栄養失調なん
かでいっぱい子どもが死にました、というような話をしま
した。それよりも、今の慶應で、もっと諭吉が全面に出た
教育が出来ないもんですかねー、と偉そうに言いました。
せっかく諭吉が作った学校やのに、もったいないです。
「学問のすゝめ」やら「文明論の概略」の考えは、今の時
代にも通用します。せっかく、慶應なんですから、せめて
その教科を必須にしたらどうですかね。
「君は面白いなー」と、教授は笑われました。ですが、その
ことは誰か教授に言いたいことでした。世の中で気楽な学校
と言わていますが、ではなくて、諭吉精神をもっと広めたい、
日本を元気にしたいは、私の夢でありました。

