白いカーネーション!
お母さんがいる子は「赤いカーネーション」お母さんが
いない子は「白いカーネーション」を捧げましょう!
今から60年以上前の小学校では、そのように言っていま
したが、今頃はどうなのでしょうか。
私の家では、高校3年生まで母親が健在で、大学4年生ま
で父親が健在でした。
両親が少し早死にとはいえ、まずまずのんきな家庭と言
えるでしょう。
小学生の頃、私は父さんがおられない家、母さんがおら
れない家のことが気になって気になって仕方がない少年
でした。
どうして、「病気」というものがあるのか!
若い「死」というものが、なぜあるのか!
考え込む少年でした。
考え込んで結論が出ることではありませんでしたが、神
社に行って力強く柏手を打ち、お寺で深く頭を下げる人
間になったのは、それ以来のことです。
昨日の「母の日」白いカーネーションに祈ります!
神戸市会議員 浦上忠文