感染症と死生観!

我々の世代から上は、感染症と言わずに伝染病と言って
いましたが、そういう病で亡くなることは、やむを得な
いと思う風潮がありました。

例えばわが父は、明治42年生まれですが、5人きょう
だいのうち二人の妹を10代で結核で亡くしています。
わが母は、明治43年生まれですが、7人きょうだいで
4人の兄や弟、妹を結核で亡くしています。

その年代の方は、「まあ、人は亡くなるもんや」という
気持ちを持っています。

終戦後すぐ生まれの我々世代も、空襲物語で育ち、友達
をあっけなく栄養失調で亡くしたりしていますから、死
というものが身近です。
あした死んでも良いぐらいの気持ちで生きています(笑)

私の尊敬する人物の福沢諭吉は、適塾で「腸チフス」の
塾生を熱心に看病し、うつってしまい、緒方洪庵先生も
一時はあきらめるような病状でした。
生きているのが儲けもの!と、語っています。

あれこれ悩まず、元気に行こうぜ!日本。

神戸市会議員 浦上忠文

 

 

 

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