幸せにしてくれる人がおるもんです!

1950年、昭和25年の晩秋のある朝。69年前!

父が、「今日、毎日が勝ったら、新聞社のベランダに選

手が凱旋するで。今日は難波球場や。ラジオを聴いて、

勝ったら来て見。別当とか、荒巻とか見れるで!」

 

父は、毎日新聞大阪本社の整理部長。私は4才。

社宅に住んでいて、新聞社から2分でした。

 

4っ上の兄とラジオを聴いていると、毎日が勝ちました。

第一回の日本シリーズです。パリーグの毎日オリオンズ

です。相手はセリーグの松竹ロビンスです。

そうれっ、と兄と駆けだしました。

 

バスがやって来ました。わあー、と歓声が起こります、

私はもみくちゃにされながら「こんな小さい子がおった

ら、危のうてあかんがな!」という声を上空に聞いており

ました・・・。ちゃんと選手は見れました(笑)

 

その日が11月28日で、延長11回で、スコアは8対7。

であることを、つい先日発刊された「消えた球団 毎日オ

リオンズ」という本で知りました。

戦後間もないプロ野球に流星のように消えた8年間の記憶、

という副題が付いています。よーまー、こんな本を(笑)

 

昨夕、その本を手に入れ、むさぼるように読みました。

でっ、ブログが吹っ飛びました(笑)

神戸市会議員 浦上忠文

 

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