「無言館」詩の続き!
どうか許してほしい
五十年生きた私たちのだれもが
これまで一度として
あなたの絵のせつない叫びに耳を傾けなかったことを
遠い見知らぬ異国で死んだ 画学生よ
私はあなたを知らない
知っているのは あなたが遺したたった一枚の絵だ
その絵に刻まれた かけがえのないあなたの生命の時間
だけだ
(詩 終わり)
東灘区の小さな美術館で、催された美術展ですが、私は、
燃え上がりました。今度は、信州の上田の美術館に行き
ます。
こんなことを想うからです。
「なんで死ななあかんかってん」
「お父さん、お母さん。皆さんのお子さんの作品は、ご
っつい立派です。まいりました!お参りします。お祈りし
ます」
ありがたいことであります!
神戸市会議員 浦上忠文