「千歳飴家族に配る笑顔かな」
今日は、わが住吉談話室で、大丸句会が行われました。
11月の、わが俳句を紹介します。
標題の句は、正に明るい少年の風景です。
貰った飴をひとり占めするのではなく、満面の笑顔で、
ばあさんや母さんに渡している少年の底抜けの笑顔!
「姉弟の帰路さまざまに初時雨」
姉さんは阪急電車、弟は阪神電車で帰ってきましたが、
夕方雨降ってたねえ、と語り合う、茶の間!
「極楽は身近なるもの小春凪」
小春とは、今頃の季節の、あったかいのんびりとした
日のことです。凪は、風のない事。
ああ、幸せ。極楽は、遠くにあるものではないねんな
あ(笑)
「一日に三便の駅冬構え」
寂しいローカル線の、過疎の駅。それでも、きちんとし
た冬支度の矜持!
「冬日和半世紀経るクラス会」
よく頑張って生きて来ました(笑)厳しい人生の中で
すこし穏やかな、温かい冬の一日のクラス会。
神戸市会議員 浦上忠文