私の履歴書・・・継母候補と面談。
それでも、父さんは、早く落ち着きたかったのでしょう。
後期の授業が始まる頃には、西宮行きの汽車賃と、宝塚の
切符をくれました。父の言う「西宮のねーさん」の姪に、
宝塚受験生に声楽とピアノの先生がおりました。
宝塚は、大劇場ではなくて、小劇場の公演でした。その方
が話しやすかったです。食べもので、どんなものが好きか、
と訊ねられたので、薄揚げを軽くあぶって醤油をかけるのが
一番と言いますと不思議そうなな顔をしていました。
他の姉兄のことを、詳しく聞かれましたので、ごじゃごじゃ
した家と違うから安心しなはれ、と答えました。大正7年生
れ当時、48歳でした。今から思えば、若いものです。父さ
んは。55歳でした。
東京に帰って、姉さんから詳しく訊かれました。背が高くて、
昔、美人で評判やったやろなー。賢そうやし、偉そうに言う
立場や無いけど、父さんともうまく行くのとちゃうか、とに
かく、ええんちゃうか!そりゃ、姉は気になるでしょう!

