私の履歴書・・・焼きおにぎり。

ジーサンを亡くした忙しい中、東京に帰る私のために、
バーサンは「焼きおにぎり」を用意してくれました。
バーサンの行動の中に、外食なんて考えはありません。
わが父やら、娘のために何回、作ったことでしょう。

うまく焦がした「焼きおにぎり」は泣けるぐらい美味し
いです。先年の宇野の渋川海岸行きの海水浴でも、焼き
おにぎりは、お供でした。明治16年生れのお母さん、
おばあさんはそういう生活様式だったのでしょう。

竹の皮に包んであります。
ふと、小学校や中学校の友達のことを思います。遠足や
運動会の昼食は、大半の家が「海苔巻き」でした。母さ
んが、一生懸命作った海苔巻きです。

山陽線の汽車の中で、それを思いだして、泣けました。ま
だ、戦後いくらもたっていない世の中です。家はバラック
やのに、高野豆腐や卵焼きを用意したお母さま方・・・。
ちゃんとした世の中を創っていこう!決意するのでした。

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