私の履歴書・・・東京着。

10年来の知己のように話していた三等寝台仲間も、品
川、東京に着けばさようならです。
昭和41年の新春。私は、まもなく20歳になろうとし
ていました。祖父のお葬式で、大いに学びました。

祖父が、常々言っていた「人に親切にすることによって
幸せな人生がやって来る。そうすることによって、社会
も元気になってくる」ということを、祖父の周りの人々
の話によって、よくよく解りました。

自分が、あと何年生きられるか解らないけれど、とにかく
人に親切な人生を送ろう、貧しい人や困っている人を全力
で応援する人になろう、と、決心しました。そうなれば、
下北沢商店街の景色も明るく見えます。

気持ちが変るだけで、目にするものの形や明るさが変るこ
とを知りました。歩幅、ステップさえ変ります。母さんが
亡くなった。そして、ジーサンが亡くなった、亡くなると
言うことは、ごっつい教えになるなー、と感動しました。

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