私の履歴書・・・入学式
「妻の遺影胸ポケットに三男の入学式にわれは連なる」
慶應義塾大学の入学式に参加したときの父の歌です。
格別上手な歌ではありませんが、斎藤茂吉先生の孫弟子
で、ありのままを詠え、そのものズバリであります。
終戦の前に3人の子ども、4人目は終戦直後。というよ
うな子どもは、可愛くてしょうがなかったのでしょう。
およそ、入学式に付いていくような父ではありませんで
したが、母を亡くした直後で不憫に思ったのでしょう。
男兄弟、三人共々。東京都立戸山高校。慶應義塾大学と
いうことになりました。上のふたりは、ともかく。私は
維持するのが厳しい成績の男でしたから、学校に行くの
がどうこう・・・と言う気持ちは別にして
ほっと、安心する気持ちになりました。今や、ふたりの
兄は亡くなってしまいましたが、長兄は9歳年上、次兄
は5歳年上、良く可愛がってくれました。私のわがまま
を、良く通してくれました。感謝、感謝、大感謝です!

