私の履歴書・・・ひとつの時代の終り。
わが師、福澤諭吉先生は、一代にしてふたつの世の中を
生きた気がすると言われました。先生は1835年生れ
で1901年に亡くなっておられます。初めの30年が
江戸時代。後の30年がm文明開化の明治時代です。
私は1946年生れですが、初めの20年。1966年
ぐらいまでがひとつの時代だったように思います。その
頃、すっかり日本が変りました。農村から牛や馬が、消
えて行きました。耕運機が入って来ました。
竃やコンロが消えました。電気釜や石油コンロが入って
来ました。ラビットというスクーターや、スーパーカブ
という原動機付き自転車が、農村の乗り物になりました。
誇りを巻き上げて走っていたバスが、舗装道路に。
明治前期生れの祖父の一生は、3つの戦争に耐えてきまし
たが、いよいよさようならです。福澤先生のような時代区
分にすれば、私の一生は、そのあと、パソコンの登場まで
がひとつの区分。インターネットで、ひとつの区分!

