私の履歴書・・・さらば、東京。

新幹線の大阪行きホームには、ほんまに沢山の方が見送り
に来て下さいました。ホームにひとかたまりです。
毎日新聞の方、母の友人、私の友人、親戚。新幹線時代や
言っても、やっぱり、別れは寂しいです。

名残は、尽きません。ほんの短い言葉を交わすぐらいしか、
時間はありませんでした。ちょっと前までの昔は、みんな
としばらく話すぐらいの時間が出発前にありました。
列車の入線時間にも余裕がありました。

昭和44年でも、さっと入って、さっと出て行く雰囲気です。
今や、21世紀、見送りという風景でさえ珍しい気がします。
名残は尽きませんが、母に「本当に皆さん、ありがとうござ
います。東京での思い出、一生忘れません」

と言うあいさつを、最後に元気にやったらと、アドバイスして
車中の人になりました。ゆっくりゆっくり、有楽町、新橋、と
スピードをあげていく東京を離れていく列車のおなじみの速度
は、悲しみをもり立ててくれます。

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