文ちゃんのひとりごと 2019.05

選挙のポスターを作るのは、7枚目です。
いちばん初めは、平成7年、1995年。阪神淡路大震災直後の選挙です。

「もっとも弱い立場の人が、幸せでなければ、神戸が幸せじゃない」と思います。というのが、メインコピー。
サブコピーに、震災ボランティア体験が、私の出発点です。みんなで神戸市政を変えましょう。神戸空港も市民投票で。
というものでした。
顔写真は、5センチ角のモノクロです。
メインコピーをデザイン的に表したのが特徴でした。

40年ほど前、大丸宣伝部で、ポスターを作ることを仕事にしておりました。
「どうしても伝えたいものがあれば、デザインも何もいらない」という言葉が、宣伝部の伝統でした。
「伝えたいことを大書しとけ!」というわけです(笑)

「伝えたいことが薄いから、やれデザインの洗練さや、写真の表現、コピーをひねる」なんかが必要になるのであって、「伝えたいことを鍛えよ」と、ポスターの依頼者に突き返せ!
先輩に、指導されたものです。

とは言いながら、ポスターは近代社会では、芸術の華でもあります。
優れたポスターは、心を豊かにします。
いい気分にします。幸せにします。

わが7枚目のポスターは、いかがでしょうか!

【そこで、今月のひとりごと】
伝えたいことを鍛える必要があるなあ(笑)と反省しております!

 


神戸市会議員 浦上忠文
E-mail: tadafumi@uragami.jp
http://www.uragami.jp/

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