1月27日(日)住吉川消防放水大会にて。

東灘区選出市会議員当番幹事の浦上忠文です。
寒いですから、手短にごあいさつ申し上げます。家で練習してきました。2分15秒でした(笑)

あの震災直後、神戸大学の防災の室崎教授は「今は、地震地震と騒いでいるけど、今度は何が来るかわかりません。津波かもしれない。経験したことの無い伝染病かもしれない。原発の暴発。雑踏に自動車が突っ込んでくるかもしれない。それらは予防することは出来ません。起こった後に、地域でお互い様精神を発揮して労りあう、助け合うことが大切です」と述べられました。

このたび神戸市では「認知症の人にやさしいまちづくり条例」を作りました。
これは、ひとつは無料診断。65歳以上の方をただで診察します。
ふたつめは、地域で支えます。認知症の方が役割や生きがいを持てるようにです。
みっつめは、事故を起こした時に補償するという条例です。
全国で初めての画期的な条例です。
我々議会でも市役所でも、やる時はやるのです!

とりわけ大切なのが、地域で支える、守るということであります。
条例づくりに努力された神戸大学医学部の古和教授からお聞きしたことですが、認知症の方を地域が支えると、認知症が治りはしませんが、進行を遅らせることが出来るそうです。

地域の方がお互い様精神で助け合う労りあう。
口では簡単に言いますが、なかなか簡単には出来ません。
訓練が必要なんです。トレーニングがいるのです。
今日のようなイベントが大事なんです。
みんなで集まって、心をひとつにしなければ・・・。
今日のようなイベントが、みんなの心を盛り上げていくのです。

ところで、いったいぜんたい誰が「放水大会」を考え出したのか調べて見ました。今日は用事で来ておられませんが、菅原消防局長さんでした。
菅原局長が、震災直後に東灘消防署の係長さん時代に発案されたのであります。
私たちを、毎年の1月末に「寒い目にあわせている犯人」は、菅原局長さんでした(大爆笑)

こういう集まりが、地域のお互い様、助け合う労りあうという気持ちを育てるのです。
みんなで、心をひとつにして、すばらしい東灘区を作って行こうではありませんか!

今日は婦人会の皆さまが、炊出し訓練として豚汁を千人分、作って下さっています。
行列にひるむことなく、豚汁を食べましょう(笑)
炊出し訓練までが、今日の放水大会です。
以上です。

ありがとうございました。
終ります。

 


神戸市会議員 浦上忠文
E-mail: tadafumi@uragami.jp
http://www.uragami.jp/

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