昨日のブログで、沖縄首里高校の初出場を書きました。
あれこれ、思い出してきました。終戦から１３年。昭
和３３年。１９５８年。沖縄の日本復帰までは、まだ
１４年も年月がいりました。

その年は、第４０回記念大会で、今と同じように、４７
都道府県から一校、出ることになりました。
そこで甲子園球場だけでなく、西宮球場も使われること
になりました。

せっかく、船に乗って鹿児島まで二日。鹿児島から汽車
で一日かけてやってくる首里高校には、なんとしてでも
抽選で甲子園球場で試合することになりますように祈り
ました！

幸いに甲子園の試合に当たりました。初戦は、福井県の
敦賀高校です。０対３で敗れましたが、首里高校がヒッ
トを打ったときの大歓声を、いまだに忘れられません。
地響きのするような、全員が飛び上がって宙に舞うよう
な轟音でした！
ああ、人生で忘れがたい「音」のひとつです。

神戸市会議員　浦上忠文