「真実の終わり」
読売新聞の書評で、ニューヨークタイムスの評論を書い
ていたミチコ・カクタニという方の書いた標題の本を、
住吉のジュンク堂に注文に行きました。
注文どころか、実物がありました(笑)
びっくりしました!
内容を二行で言えば、
一行目。トランプのようなひとは、今までのどんな優れ
た作家でも、あんなひどい人間像は作れないだろう。
二行目。アメリカ建国以来の知性や良識、近代文明が懸
命に築き上げてきた文化は、崩壊寸前である。
日本語翻訳の題は「真実の終わり」ですが、ふと英語の
題を見ますと、つもり、原書の題ですが「真実の死」と
ありました。著者の熱い思いが伝わります!
ヒットラーの熱心な協賛者でないものが、あの惨劇のド
イツを作ってしまった。今、アメリカで起こっているこ
とも、熱心なトランプ協賛者の力でもないだろう。
「わけのわからなん、ニュースがはびこる。そしてそれ
を信じてしまう世の中を救わなくては!」というテーマ
の本でありました。
うん、あきらめんと、がんばろう!
神戸市会議員 浦上忠文