「相手チームがいなければ勝てない!」

スポーツを語る時、常に思い出す言葉が、標題の言葉で
あります。
日紡貝塚を率い、東洋の魔女と呼ばれるチームを鍛え上
げ、1964年の東京オリンピックで宿敵ソ連を3-0
で破り金メダルの監督「大松博文」さんの言葉です。

深夜に及ぶ練習。速射砲のように撃ち出すボールを回転
レシーブという形で受ける練習。

ソ連との決戦は、10月23日。閉会式の前日の夜であ
りました。マッチ歩インチになって、勉強部屋まで、父
が呼びに来ましたが、マッチポイントだということは、
とっくに解っていました。
近所中のテレビが騒いでいるのですから(笑)

勝った瞬間の、東洋の魔女たちのはしゃぎように比べ、
静かな大松監督の表情が話題になりました。
後に、標題の言葉を知り、肝に刻みました!

神戸市会議員 浦上忠文

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